社会的な自己と非情報空間の自己

 

「考えれば考えるほど、罠にはまる」

「だけど、考えないのは勿体ない」

 

こんなパラドックスが世の中には存在する。

 

たとえば仕事での、給与や待遇の扱いに関して、「社会的な自己」は、大きく反応する。

情報空間が自己に影響を与える。

 

だけどそれを

「非情報空間に生きている自己」が、より高度な脳機能で抑えようとする。

「情報空間に変化があっても、自分自身は何も変わっていない」というシグナルを出す。

 

いったいどちらが正解で、どちらが幸福なのだろう。

 

だけど、そう。

「どちらが幸福なのだろう」と100万回も考え続けることが、それ自体、罠だったりする。