サービスのインターフェイスは人間の寿命を左右する
一見優れていても、インターフェイスが悪いサービスがある。
インターフェイスのせいで時間を奪われるということは、
無駄なことに人生の時間を奪われるということだ。
つまり、実質的に寿命が縮むということ。
(大げさに言うのならば)
寿命が縮むということは、
その分だけ、そのサービスをつかない選択肢を取ることになる。
すなわち、いくらサービス自体が優れていても、インターフェイスが悪いのは、人間の幸福に結びつかない。
特に、おそらく「人間の時間の使い方」に敏感なユーザーは離れていくことになる。
アーリーアダプタほど
「無駄な時間」や「人生の寿命」には敏感なはずだ。
「もっと本質に注目したい」という気持ちは、人一倍強いはず。
だからインターフェイスは重要だ。
インターフェイスといふものは、ほんの些細な部分より、人間の意識に影響を与えて、ユーザーの行動や、メッセージの質まで変えてしまう。
ところで制作視点から見ると、優れたインターフェイスを作るのは、費用対効果も分かりづらいし、本当に大変なことだとは思う。