本の選び方 | 「いつか役立つ」は「今は要らない」
本屋は「いつかは役立つかも」って本で溢れている。
だけど必要なのは「いま自分が、切実に必要な情報」だ。
「いつかは役立つかも」って言い出したら、
ひとつの本屋で1万冊ぐらいは「いつかは役立つかも」って本が見つかるかもしれない。
今日ですら「いつかは役立つかも」っていう感覚なら、
きっと明日には「まったく要らない」って気持ちになっているだろう。
(「すごく必要」っていう情報さえ、明日になれば、鮮度が落ちるものなのだから)
本というのは、たとえば100冊の中から1冊だけ、いまいちばん重要な本を選べれば良い。
本を楽しめるかどうか、情報を役立てられるかどうかは、選んだ時に勝負の80%は決まっている。
本を選ぶのは戦略で、本の読み方は戦術だ。