素晴らしければ素晴らしい本ほど否定される気がする
新しいことを覚える時。
それが素晴らしければ素晴らしいほど、心理的抵抗を覚える。
「今まで自分がやってきたことは、何だったのか」
「もっと昔に知っていれば、もっと素晴らしくなれたはずなのに、時間のロスだ」
「だから、今知っているよりも、良い方法なんて、存在するはずがないはずだ」
なので心理的否定が起こる。
こういう心理って、本当に多いと思う。
と本のレビューを見ていて思った。
以前から話題の本で、ずっと気になっていた。「大事なことだけにフォーカスする」生き方をしたら、今やっていることが全部否定されてしまいそうで、今まで読めずにいた。だけど読んでみて良かった
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だけど逆に、人生では「出会うべき時に、出会うべき情報に出会う」という理解も出来る。
つまり、10年前に出会っても理解できなかったであろう本が、10年を経て、今は理解できるようになり、有用なものとして扱うことさえ出来る。
こう考えると、それまでの人生は、その情報を受け取れるようになるまでの準備であり、決して無駄なものではなかったのだ。