方向音痴のメリット 〜地域のお祭を見つけた〜
思ってもいなかったような場所にたどり着くこと。
遠くから音が聞こえて、近づくと、地域のお祭をやっていた。
みんながひとつのリズムに合わせて、踊る。
盆踊りは、人類の原始的なものを感じさせる。
そこには特別な連帯感のようなものがある。
普段、体験しないことだけに、なんだかすごく感動を覚えた。
最初は見ているだけだったけど、iPadを片手に、自分も踊ってみた。(置く場所がなかったので)
慣れないことをしたので、5分ぐらいで猛烈に疲れた。
曲目はなぜか荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」に変わっていた。
(さっきまで盆踊りの曲だったのに)
次に市議会員の人が出てきて
「みなさん盛り上がってますか!」と喋る。
「今日はお祭りということで、誠におめでとうございます!」
「皆さんで仲間やつながりを作っていきましょう!」
なんか、お祭りとライブハウスを間違えてる感じもした。
そして休み時間。
「台では遊ばないようにお願いします」というアナウンスが流れたが、
子どもたちはものすごいスピードで遊びまくっていた。
止める者なし。
お祭りの良さは、みんな楽しそうにしていること。
楽しそうにしている人たちの顔や、雰囲気や、やり取りを見るのは楽しい。
現代でこんなお祭りが続いているのは、すごく基調で贅沢なことだと思った。