2017-08-09 教団X 読了 引き込まれた。 これだけの情報量。 「巻末に参考文献でも載せてほしいぐらいだ」と思ったら、本当に載っていた。 自分の関心領域とマッチする部分が多い。 (仏教と意識/脳) 小説を読み終えると、まるで洗脳から解かれたように、現実世界に戻ってくるわけだけれど。 それはひとつの洗脳を解かれて、もうひとつの洗脳に回帰するのと同じことだ。 必要なことは全て本編で書かれてしまっていて、この小説に対して、誰が何を感想として書いたとしても、何の補足にもならず、ただ歯がゆい文章になりそうな気がする。