美しく死にたい
人生の美しさ、貴重さ、重要さをほんの一瞬一瞬にさえ感じながら生きていたいと、
思いながら人生の時間は、あまりにも無感覚に、緩慢に流れてゆく。
まるでそれが永遠に続くものであるかのように。
生きるということが何なのか分からずに、僕らは生き続けているし、そのひとかけらも理解しないまま死を迎えるのかもしれない。
出来るならば生涯の残された時間で、少しでも優しい人間、他の人を愛せる人間になりたい。
たぶん、来月から。
そう、決して今ではないいつからか、人生でもっとも重要なことを始めよう。